スピリッツ44号
『闇金ウシジマくん』
洗脳編はわりと爽やかで救いのあった(ウシジマくんにしてはだけども…)前回のナマポ編の反動か、非常に読んでて心がザラザラする感じ。
ハメられてしまう主役の女は愛せないし、悪役たちはねっとりと粘着質で、いつものオラオラでない分イヤらしい。
これは、けなしてるわけではなく、ウシジマくんらしいジメジメ感ですねってことです。
だいぶ佳境に入ってきてます。
カップルごと洗脳ってパターンに入りそう。
漫画好き男子の漫画感想ブログ
『花もて語れ』
太宰治の短編「黄金風景」の朗読。
解釈も実に素晴らしく、音が聞こえないはずの漫画から朗読の声が聞こえてきて、涙がこぼれそうになる。
こんなことはあの名作『BECK』以来の体験である。
これをドラマ化、もしくは映画化できるだろうか?
だとしたらはな役は誰がやるのだろうか?
『おやすみプンプン』
衝撃展開になっとる。
プンプン、愛子のお母さんを殺してしまったのか?
まあ、堕ちるとこまで堕ちそうな感じではあったが…
いや、すごいねこの作品も。
『闇金ウシジマくん』
新章は、オセロ中島的な洗脳系。
怪し気な婚活ビジネスなんかも絡んで、「ウシジマくん」やなあという感じ。
展開を楽しみにしよう。
闇金ウシジマくん 25 (ビッグ コミックス)
『闇金ウシジマくん』
やっぱり「生活保護くん編」はいつものウシジマくんよりだいぶ明るく終わった。
佐古ちんは友達も出来、仕事もはじめ自分の足で歩き始めた。
ほとんど救いのないド絶望もウシジマくんの醍醐味だけど、今回見たいなのも悪くない。
高田ホスト編の反動なのかな?
『花もて語れ』
そうそう、先週書き忘れたけど、先週からの新連載。
もともと別の雑誌で連載していたらしい。
朗読をテーマにした漫画で、第1話は新美南吉の「ごんぎつね」を主人公の叔母(母がわり)が読むんだけど、これがすごくよかった。
朗読という、音声の機微が必要なものを漫画という画と文字で表すというのは相当にテクニックのいることだと思うけど、絵からその声と感情が聞こえてくるようだった。
『BECK』を読んだとき、絵から音楽が流れてくるようだと思ったけど、それに近い感覚。
すごい。
『闇金ウシジマくん』
河本準一の母の件で生活保護の実態に興味ある人は、一度読んで欲しい「生活保護くん編」
最近のウシジマくんの中ではなんかいちばん救われそうな感じがする。
佐古ちんの父は死んだが、最後ウシジマ君の借金を肩代わりしてくれたのは、ずっと確執のあった兄。
次週、最終話。
メシアとの関係、おばあちゃん達との関わりに決着をつけ、生活保護受給から脱して終了なのかな?
「なまぽ」立ちには、働かなくても、国の金で生きていけるしという気持ちもある。
でも、それが気持ちの大部分をしめているというわけではないように思う。
働けるなら本当は働きたいのが本音だろう。
人は社会と関わって、人に必要とされる実感があって初めて喜びを得られるのだ。
ただ、それなりの金額を補償されて衣食住を満たし、たとえば多少の遊興やギャンブルに興じられたとしても、それはエサを与えられて生きる家畜と何が違うのだろうか?
「人の役に立ちたい」という思いこそが、人間の出発点ではないのか?
とはいえ、最近はその思いを利用して一部の人間だけが富むシステムになっているからタチが悪いのだけど…
『明日のない空』
塀内先生が不定期に連載して来た、夜間高校のハンドボール漫画。
今週、ついに完結。
明日なき空の下、ただひと時の飛べる時間を求めてハンドボールに打ち込んできたガッツと才谷。
その切なさが胸を打つのだが、最後に彼らは気づく。
飛べるのはハンドボールの時間だけではないと…
厳しい現実に打ちのめされて考えもしなかったけれど、頑にならず、自分を信じて一歩違う世界へ踏み出せば、世界を変えていけるのだと。
自分は翼を持っていたのに、広げることを恐れていただけなのだと…
ガッツは居心地のよかった仲間達のもとを、そして才谷はずっと自分が守らなければと頑に思って来た鬱の母の元を離れる決意をする。
母の主治医が、才谷に言う。
「信頼とは離れること。
つないだ手を放してもまた会えるということ」
これは、本当にそうだなと思った。
いい言葉。
『闇金ウシジマくん』
最近、何かと話題の「生活保護」に切り込んだ生活保護くん編も終盤。
DQNバスター佐古ちんが、ネットでなまぽを告白。
実社会に一歩踏み出す覚悟を固める。
しかし、そこへ父が死んだという知らせが…
自分を「保護」するものがなくなった時、佐古ちんは自立できるのか?
『明日のない空』
実は、これもまた自立の物語なのか!?
夜間高校のハンドボール部で仲間達と楽しむハンドボール。
それは、明日の見えない主人公達にとって唯一のとても居心地のよい場所。
彼らにとってなくてはならない息抜きの時間であるとともに、厳しい言い方をすれば逃避の場所でもあった。
そんな中出会った、日本代表エースの勝利を求めて闘うプロのハンドボール。
部活の試合と高校日本代表の試合、2つの試合が同じ日に重なっていたガッツは、どちらの試合を優先するか選べた。(部活の仲間達が気をきかせて自分たちの試合日程を嘘ついたのだが、ガッツ本人は気づいていた)
結果、優先させたのは闘うハンドボール。
これにめざめたガッツは、後半から部活の試合に合流すると異次元の力を見せる。
そして、きっと気づいたはずだ。
同じ場所にとどまっていたは成長はないのだと…
仲間達を愛する気持ちはとても大事なこと。
しかし、もう甘えてはならない。
自分の力は、自分を信じて一歩踏み出さなければ花開かないのだと
高校生が大人になる。
その羽を広げ飛び立つ瞬間を、実に美しく描いたなと思う。
次週、最終話。
『闇金ウシジマくん』
なまぽ(生活保護)のDQNバスター佐古ちんがオラオラ大学生についに追いつめられる。
人間の底辺、それを嫌というほど味あわされる屈辱の罰は、「自分の漏らしたウンコを食わされる」
自分の地位を守るために人は平気で他人の尊厳を傷つける。
実に、醜くそしてリアル…
やはり、ウシジマくんにしか描けない世界がある。
『バンビーノ』
「レガーレ」のシェフ桑原が倒れ、バンビがシェフに。
その重荷に耐えきれないバンビは、ライバル木崎に一緒にシェフをやって欲しいと頼む。
しかし、木崎の答えは「NO」
そのかわり、実に侠気のある励ましをくれた。
相変わらず、熱くていい漫画だ。
『あさひなぐ』
女子の薙刀というマイナースポーツをテーマにした漫画だが、結構面白い。
というのは、この作品の醸し出す雰囲気が、とてもイイということ。
メガネでダサめの目立たない系のヒロインもなかなか愛嬌があって良いし、やっぱり部活に打ち込む青春の爽やかさってのは、10代ならではの美しい煌めきがあるなあと感じさせる。
各所でも評判が良い作品だが、とはいえまだ始まってそれほどたっていないので、コレという名シーン、名勝負があるわけではない。
それが生まれた時に、この作品はとても面白い作品として評価されるべきだと思う。
主人公・東島旭の成長が、この漫画の成長を左右する。
最近、表紙グラビアに柏木由紀ばかり見る気がする。
今週のスピリッツもそうだが、ヤンマガはフレンチキスで出てるし、先週のスピリッツもフレンチキス。
だんだん、カワイイ気がしてくるから不思議…

『闇金ウシジマくん』
ついに、DQNバスターさこちん追いつめられた。
次号、フルボッコの予感。
働くって何なのか?
生活保護って何なのか?
なまぽ達は税金を食いつぶす社会のゴミなのか?
働き蟻の世界でも2割怠ける蟻がいる。
じゃあ、その2割を排除したら、残りは働き者ばかりなのか?
否!残りの8割のうち、2割がやっぱり怠けだすという…
底辺は、相対的に生まれる。
ああ、悩ましき日本…もはや貧困国家なり。
闇金ウシジマくん 24 (ビッグ コミックス)
『バンビーノ』
フラグは立ちまくっていたが、ついにレガーレシェフ桑原,倒れる。
後任シェフに指名されたのは…伴。
新しいステージが始まろうとしている。