『ジョジョリオン』2巻

これまで以上に、超ミステリア〜スな第8部ジョジョリオン。
記憶喪失の主人公が闘っていた相手は、吉良吉影かと思われていたが、そうではなかった!
そればかりか、なんと本物の吉良吉影は主人公が見つかった場所から死体で発見される。
しかも、その吉良吉影の死体には、キ○タマがないっ!
そういえば、思い出すのが、1巻で主人公にキ○タマが4つあったこと。
てことは普通に考えれば、そのうちの2つは吉良吉影のキ○タマだよね…

記憶喪失になる前に、主人公と吉良吉影が闘っていて、スタンド「ソフト&ウェット」(シャボン玉型で何かを奪う能力)でキ○タマを奪ったってことなのか?
だったら、吉良吉影を殺したのは主人公?
そしてさらに不可解なことが!
広瀬康穂が密かにDNA鑑定したところ、吉良吉影と主人公は限りなく同一人物という結果が出る。
う〜む。

そうそうこの主人公、名前すら記憶がないが、東方家に養子として引き取られ、東方定助(じょうすけ)という名前を与えられる。
この東方家がまた、ぶっ飛んだかなりヤバそ〜な面々。
最初に絡むことになった目の不自由な末娘 東方大弥(だいや)は、すでに定助に異常な愛情を示し、そのスタンド「カリフォルニア・ベッド・キングちゃん」によって、定助の「思い出」を奪っていく。

そして、ヒロイン広瀬康穂も複雑な家庭っぽい様子で…

荒木先生のホラー演出大全開って感じで、今のところ謎しかない。
ジョジョ初めての人には入っていけない可能性も…
ただ、ジョジョ好きには、知ってる名前がいろいろ出てきて楽しいし、こういう始まり、こういう主人公は初めてなので、すごくワクワクできると思う。

これまで以上に個性的で、誰もマネのできない唯一無二のマンガになることだろう。

   

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『ジョジョ』第5部黄金の風6

ついにボスのスタンド・キングクリムゾンと遭遇。
時間を消しとばす能力は、ほぼ無敵。
この5部以降のボスの能力は、みな3次元的概念を超越していて、理解が非常に難解。
どうなってヤラれたのか?
どうやって倒したのか?
よくわからないこともあるし、そもそも無理や矛盾だらけになってしまうのだが、それもジョジョらしさといえばジョジョらしさ。

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『修羅の門 第弐門』1〜4巻

あの名作格闘漫画 『修羅の門』の新シリーズ。
古武術、陸奥圓明流の継承者 陸奥九十九が日本、そして世界の格闘技シーンを席巻する前作は20年以上も前、中学校のとき、めちゃくちゃハマった記憶がある。


『キン肉マン2世』以来、昔の大ヒット作のリバイバルものは非常に多く出るようになったが、正直言うとあまり好きではない。
『聖闘士星矢 冥王神話』『銀牙伝説WEED』『暁!男塾』『太陽のマキバオー』『ゴッドサイダーサーガ』『キャプテン翼』(最初の以外全部)
『WEED』はまだよいが、他の漫画はあまり見るべきところもなく、ただ次のヒット作を描けなかった漫画家が過去の遺産を食いつぶしているように見えるからである。
大御所になった作者達が、当時と同じ熱量で描いているとは到底思えず、やはり時代とのズレもある。
『ドリームモーニング娘。』に通じるもの哀しさがあるのだ。

さあというわけで『修羅の門 第弐門』である。
昔、大好きだっただけに読むのは、楽しみでもあったが、怖さの方が大きかった。
時代も違う。
当時は格闘技人気が高まリ始めた頃、このジャンル自体に勢いがあったが、今は斜陽である。
『第弐門』での陸奥九十九の闘いは、大晦日に中継される格闘技イベントから始まるが、ここにすらもう違和感がある。
今ではありえない話だ。

が、実際読み進めてみると、失望はなかった。

当時の凄まじい熱量とまではいかなくとも、川原先生がかなりの想いと覚悟を持って描いているように思えたし、この漫画が持つ格闘のリズムや、セリフの間みたいなものが健在でなかなか心地よい。

そして、最初の相手は顔をフロシキで覆ったマスクマン。
実は前作のシリーズに登場している人物だったのだが、相当意外な相手。
正直マスクとって名乗られても「誰?」としか思わなかったくらい…。

まあ、この辺は助走って感じですな。
次の相手は台湾の殺戮巨人兵。
今後、どんな敵が立ちはだかるのか、それ次第で面白くも駄作にもなるでしょう。

1つ減点するなら、最後の作者のあとがきがうっとおしい。
自分が描いたシーンの意図をやたら説明しようとしているのがめんどくさい。


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ヤングジャンプ21号

『極黒のブリュンヒルデ』
温泉混浴でちょいエロ入れつつ、ヤバそうな敵登場。
まだまだ面白くなるな、これから。



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モーニング21号

『バガボンド』
表紙に「ちょっと奥さま!『バガボンド』がどえらい新展開なんですってよ!!」というちょっと意図の分からないコピーが…。
そこまでどえらくないし!
簡単に言うと、後に武蔵の養子になる伊織が登場。

まあ、それだけの話。


『う』
ホントにうなぎだけの話でよく続くな…すごいわ。

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グランドジャンプ11号

『妹のジンテーゼ』
記憶にまつわるメカニズムがわかりやすく描いてある。
ネアンデルタール人の方がホモ・サピエンス(つまり、今の人類ね)より脳みその量は多かったんだと。
なのに、なぜホモ・サピエンスの方が賢いのか?
それは、ZIPファイルみたいに圧縮して記憶できるからと、あと連想力が秀でていて連想で記憶できるからなんだと。
へ〜。

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週刊少年マガジン20号

『ダイヤのA』
鵜久森の逆襲が止まらない…
しかも、すごく鵜久森を応援したくなる展開。
青道に勝つべき理由があんまりないぞ。
まあ、勝つんだろーがね。

『山田くんと7人の魔女』
山田くんが伊藤雅とキスすることに関しては白石さんはあんまり抵抗ないのか?
今のところは、その嫉妬描写を抑えただけなのか?
次は、白石さんが他の男とキスしちゃう展開が欲しいな〜
萌えると思うが、いかが?


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『HUNTER×HUNTER』と『寄生獣』

『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編と『寄生獣』
この2作品、ともにたまたま最近読んだのだが、よく似ている部分があって興味深い。
  

どちらも、人類と異種生命体の闘いがテーマ。

『寄生獣』は、人間の脳に寄生し、人間をのっとるパラサイト。
『HUNTER×HUNTER』は、他の生物を食べてその特徴を次世代に残す蟻、キメラアント。
どちらも人間を補食する、極めて残忍な種。
しかし、両作品とも、必ずしも敵を絶対悪としては描いていない。
むしろ、様々なシーンで人類の残酷さを印象づけている。
それが顕著に現れているのが、ボスの倒し方。

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ヤングマガジン20号

『ワイルドチェリーナイツ』
元モテ男DJ(今は「電動鼻毛抜き」に身体改造済み)30代婚活独身女の惑星で散る。
ピスタチオを装着して最後のDJプレイ。
電マ的動きで(ピスタチオが電マの頭部分に相当)30代婚活独身女達を「おうおうっ」とイカせまくり、自分を犠牲にして江藤達を救ったのであった…
そして、その「おうおうっ」のリズムは過酷な地下労働を強制されている男達にひと時、踊り出すような楽しい時間を与えたのでした…

と、あらすじを書いてみるけれど、読んでない人には全くイミフでしょーね。
下ネタだし。
でも、面白いよん。

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スピリッツ20号

『むねあつ』
前号で始まった新連載柔道漫画。
タイトル通り、胸が熱くなりそうな熱血系。
この作者、以前『馬鹿者のすべて』 という漫画を描いてたけど、それもやたら暑苦しかったなあ。
面白くなりそうだけど、どうでしょ?

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『鋼の錬金術師』完全版12巻

舞台はブリッグスへ。
そもそもこのアメストリスの建国自体が、軍ひいてはホムンクルス達によって主導されていた…
裏には巨大な秘密がありそうな気配を漂わせつつ、登場人物が集結し始め、佳境へと向かう…のか?
18巻まで出るってことはまだまだか?

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『HUNTER×HUNTER』19〜30巻

キメラアント編を一気読み。
これは面白かった、本当に。

『幽遊白書』も好きだし、『HUNTER×HUNTER』のここまでも面白かったが、キメラアント編は別格。

ゴン達が、王の宮殿に突入してからの、同時多発的に起こる闘い。
シーンを次々と変え、カットバックしながら描かれるスピーディーな展開は、まるで良質なアクション映画のよう。

面白いのは、キャラクター1人1人が、それぞれ違う立場、違うモチベーションで動いていること。
キメラアントの王を倒すという共通目的を持って突入したメンバー達でさえ、想いはそれぞれ違う。
ゴンは、「カイトを元に戻したい」
キルアは、「ゴンと一緒にいたい」
ネテロ会長は「しょうがないからオレが戦うしかない。たぶん、死ぬなあ
(でも強いヤツと戦うのちょっと嬉しい)」

キメラアント側の王護衛軍も、王の軍儀の相手コムギの取り扱いをめぐって考えも行動も違う。
そんな個々の思惑が、事態を次々と変化させていく。
こういうのを「キャラが生き生きと動いている」というのだろうか。
初期の『HUNTER×HUNTER』の感想で、「記号化のうまさ」と書いたのだが、そのデジタルな演出のうまさから一歩先へ進んだ感がある。
相変わらず記号化はうまいが、その記号に生命を与える能力を得たというか…

単純な善悪二元論を超越する、少年漫画としては異色で革命的な作品になったと思う。

そして、最も革命的なことは、ラスボスである王を倒すのが主人公のゴンではないということだろう。

王がネテロ会長の爆破から、ユピーとプフを食って復活したとき、誰もがこの強くなった王にゴンが挑むことになるのだろうと思ったはず。(なにせドラゴンボールのフリーザみたいなんだもん、王。)
しかし、そうはならなかった…

迎えるのは、意外な結末。
ラスト、王がコムギの膝で眠るシーンは、まあ泣いた…
今、思い出すだけでも、涙が出る。

でもよく考えると、ゴンが王を倒さないのは当たり前だっただ。
ゴンはカイトを元に戻したかった」だけ。
そのために、実は王は関係ない。

そう考えれば、結構みんな自分の想いを全うしていることにきづく。

■ ユピーとプフは王の栄養となることで、最高の至福を得た。
■ ネテロ会長は、人類の全ての業を背負い、自分の命と引き換えに王を殺した。
■ その他のハンター達も、自分の職務は全うした。
■ 王は自分の名前を「メルエム」と知り、コムギと軍儀を打ちながら死ねた。
■ ゴンは、カイトを元に戻せなかったが、カイトを追い込んだ張本人ピトーを倒したし、
実は女王蟻が最後にカイトを生んでいたからよし。
■キルアだけは、ゴンとずっと一緒にいられず、後悔している。

ということは、これから描かれる物語は、キルアの物語であろう。
そもそも、主人公のゴンはあまり読者が感情移入できるキャラクターではない。
ちょっと迷いがなさすぎるし、まぶしすぎるのだ。
その光に憧れながら、自分の影をとのギャップに怯えていたキルアの目線の方が、読者に近い。

キルアがゴンへの愛情の中に感じている妙な後ろめたさを解消したとき、この物語は終わるかもしれない。

それにしても…
休載が多いのはどうやねん!?と思っていたが、休載してこれだけクオリティがあがるなら、それも正しいのかもしれない…。
週刊連載で、今の漫画に求められるクオリティを維持するには、相当厳しいのだろうし、冨樫先生がそのはるかに上を目指しているのだということは、この作品を読んでよくわかったしね。
正直、これまでは「サボってんだ」と思ってたけど…。




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