2012年2月19日日曜日
ヤングジャンプ12号
今、ヤンジャン面白いぞ。
『日々ロック』
漫画大賞にノミネートされて話題になってる、激アツロック漫画。
宇田川咲 カワイイけど、今週はかわいそう。風間め〜〜
しかし、バンドのベースがテレビ局の社長の息子だからって…
そんな出来レースたぶんないぞ。
『極黒のブリュンヒルデ』
目が離せない。
ケーキをミキサーにかけるあたりが、やっぱり猟奇的でゾクゾクする。
『キングダム』
巻頭カラーでvs合従軍。飛信隊は魏の万極軍と激突。それは、過去の自国軍による長平40万人虐殺との向き合いでもあった。
全ての闘いにちゃんと意味を盛り込み、信の成長の糧としているのが、この漫画のうまい所。
この号においても、大きなレベルアップを果たしている。
万極いわく「人は 出口なき闇で永劫に呪い合い殺し合う」
憎悪をエネルギーに生きるしかなかった男のこの言葉は、一面の真理であり大きな重みを持って秦軍にのしかかる。
しかし、信は反論する。
「その憎悪の連鎖を断ち切るために、政は国境をなくし、中華を統一しようとしている。オレはその金剛の剣だ」と。
非常に都合のいい話である。
が、歴史を振り返れば、強大な中央集権が大きな安定を生み、平和をもたらすことは事実。
信は戦いの中で、1つの真理に本能的に気づき、言い当てた。
どっちが正でどっちが悪か、それは後世の歴史家が批評すること。
しかし、今、戦場にあってその戦の本質をつかみ、味方によりどころとすべき「大義」を与えることができるというのは、将軍として非常に大事な資質。
信は、これに目覚めた。
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