2012年1月12日木曜日
モーニング7号
大好きなマンガがいっぱいあるモーニング…
『グラゼニ』
今、もっとも興味深く読んでいる異色の野球漫画。
『グラゼニ』は『グラウンドには銭が落ちている』の略で、主人公は年俸1800万円の中継ぎ投手。
プロ野球と銭にまつわるエピソード、人間模様、心理描写が非常にリアルに描かれています。
これだけリアルに感じるのは、作者(原作と作画は別の人みたいですが)に高い取材力とあふれる野球愛、そして緻密な描写力があるからでしょう。
『このマンガがすごい!』オトコ編2位になったそうで、おめでとうございます。
ただ、まだ連載回数はそれほど多くないので、今後、どこまでこのクオリティで続けられるか?
正念場はこれからだと思います。
『主に泣いてます』
男性的な作品が好みのため、好きな漫画家も男性が圧倒的に多い僕ですが、すごいと思う女性漫画家が4人います。
そのうちの1人が、この作品の作者、東村アキコさん。
この作品の連載初回で受けたインパクトは絶大でした。
「美人過ぎて不幸」そんな切り口で描けるのか?
女性でしか描けないし、並の女性では描けない。
サブカル臭がしながら、アンダーグラウンドではないポップなギャグセンス。
ぶっとんだ設定でありながら「ありえね〜よ」という気持ちにはならないのは、作者が絶妙のバランス感覚で描いているから。
しかし、そのバランスはただの安定ではなく、多くの危うさをはらんでいるうえに成り立つバランス、いってみれば、サーカスの綱渡り的バランスのように感じられるのが、たまらない。
『主に泣いてます』
タイトルも素晴らしい。
『miifa』
おそらくかわいい若い女性が描いてるだろう、実体験をもとにした下ネタ4コマ漫画。
モーニング読んでると、このハシ休め的に置かれている4ページに癒される。
画がカワイイ下ネタ、いいよね。
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