2012年1月20日金曜日

キングダム6〜10巻

6〜10も相変わらず、圧倒的面白さ。
秦王 政が紫夏との想い出回想に入った時は、これは中だるみするパターンかなと思いましたが、愚かな心配でした。
『キングダム』は信の出世物語であるとともに、政が秦の始皇帝になる中華統一の大サーガ。
紫夏との趙脱出はそのエピソードゼロともいうべき、なくてはならない一節であったし、それに相応しい素晴らしい物語でした。

作者の原泰久先生は、『バガボンド』の井上雄彦先生の元アシスタント。
連載を始めるとき、井上先生から言われたのは「主人公の目を大きく描け」だったそう。
原先生にとっては、全く予期せぬアドバイスだったそうですが、その通りにしたらヒットしたとのこと。
これを聞いてから、キャラクター達を見てみると、確かに意外と目大きいし、それが愛嬌があるように見えます。


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