2012年1月31日火曜日
『ベルセルク』ワイド版2巻
欲望の守護天使編が終わり、ガッツの生い立ちとグリフィスとの因縁を描いた黄金時代編に突入。
殺された女の腹から泥の中に生まれ落ち、傭兵団に拾われたガッツ。
9歳で初斬し、男に犯され、親代わりのガンビーノを殺して逃走し、グリフィス率いる「鷹の団」でようやく、はじめて居場所を手に入れる。
ここから、「蝕」までの物語は、今まで見た全てのジャンルの全ての作品の中で最も面白い。
無邪気で美しい孤高の存在、グリフィス。
その先に待ち受ける忌まわしい運命を、三浦先生はこの時点ですでに決めていたのかと思うと、驚嘆せずにはおれない。
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